記事をご覧になる前に【注意】手法が変わっています
2021年5月時点で、発毛の取り組みが少し変化しております。 2017年当初は、ミノタブ2.5mgのみで、フィナステリドを否定しておりましたが、現在はフィナステリド(フィンペシア)と併用し、髪を維持しておりますことを申し添えます。AGA(男性型脱毛症)の治療には色んな方法があるなかで、ミノタブはどんなメカニズムで発毛を起こさせるのでしょうか?そこで、
- ミノタブの発毛のメカニズム
- どんなタイプの男性にミノタブはドンピシャでハマるのか?
- ミノタブの効果に習って発毛を加速させる方法
こんなことについてまとめてみました。
発毛薬として使われる前のミノキシジルの役割
ご存知の方も多いかもですが、ミノタブの成分であるミノキシジルは元々、血圧降下剤として使われていました。
血圧が高い状態というのは、細い血管の中に血液がぎゅうぎゅう詰まった状態です。血圧がさらに高くなると、血液がもっとぎゅうぎゅうになって、血管が破裂してしまいますよね。それは危険な状態なので、血液ぎゅうぎゅうな状態を解消する必要があります。
そんな、ぎゅうぎゅうな血管に血圧降下剤を注入します。すると血管が太く拡張していきます。
そうすると、ぎゅうぎゅうだった血管の中にゆとりが出て、血液の流れがスムーズになって血圧が下がるんですね。その血圧降下剤としての役割を果たしていたのがミノキシジルでした。
血管を拡張させるってところがミノキシジルの役割ですね~。
ミノキシジルの副作用で毛が生えた
そんな血圧降下剤として利用されていたミノキシジルには副作用がありました。それは、血圧降下剤を注入した患者の髪や体毛が濃くなるという現象でした。
なぜ、血圧降下剤を注射した患者の体毛が濃くなったのでしょう?
POINTそれは血圧降下剤の注射によって、血管が拡張され、血流が活発になり、体の細胞が活性化されたからです。
この血管拡張に伴う細胞の活性化によって、体毛が濃くなるメカニズムを薄毛改善に応用したのが、AGA治療薬としてのミノキシジルです。
ここまで聞いてもミノキシジルよさげな感じです。
血流の改善が髪にとって、いかに大切かってことがよく分かりますよね。そう考えるとミノキシジルだけじゃなくて、他に髪にいいことも見えてきますよね。頭皮マッサージとか運動することとか。
ミノキシジルが毛母細胞を活性化する発毛メカニズム
AGA治療薬としてのミノキシジルが髪に作用して発毛するメカニズムはこうです。
ミノキシジルの作用で血管が拡張します。血管が拡張することで、血液の流れがスムーズになり、頭皮にも沢山の血液が巡ります。その血液に乗って酸素や栄養素が頭皮の毛細血管へと運ばれます。
頭皮には毛根があって、その中には毛乳頭と毛母細胞があるんですね。そして毛乳頭は二つの役割をします。
- 毛母細胞に細胞分裂をして髪を作るように指令を出す
- 毛細血管から酸素や栄養素を受け取り、毛母細胞にそれを与えて細胞分裂を促す
これら二つの毛乳頭の役割によって、毛母細胞は細胞分裂を繰り返して髪を生成する訳です。つまり、ミノキシジルの作用によって血管が拡張されて、スムーズに流れるようになった血液に乗って酸素と栄養が頭皮まで行き渡ります。それにより髪が生えてくるようになるのです。
さらに、毛母細胞が毛乳頭から指令を受けて、細胞分裂を繰り返して髪を生成するサイクルを見てみましょう!いわゆる正常に働いていなかったヘアサイクルの正常化です。
毛母細胞が細胞分裂を始める【ヘアサイクルの正常化】
ミノキシジルの血管拡張によって、しっかりと髪を作る材料(酸素と栄養素)が頭皮に運ばれるようになると、毛乳頭が髪を作るGOサインを毛母細胞に出します。そうすると、毛母細胞による正常なヘアサイクルが回りだすんですよ。
ヘアサイクルにはざっくり、髪が成長する成長期と、成長が止まる退行期、抜けていく休止期があるんですが、薄毛の人は、通常より成長期が極端に短くて、休止期が長いんですね。それがヘアサイクルの正常化により、成長期が伸びて、休止期が短くなることで、髪がどんどん発毛していくのです。
ちなみにミノキシジルには、髪が生える過程において、「初期脱毛」という現象がありますが、これは一旦ヘアサイクルがリセットされる過程で、すでに休止期に入っていた髪がどっと抜けることなんです。
ミノタブの初期脱毛は発毛の予兆!その後に産毛が大量発生でニンマリ
これがミノキシジルで発毛するメカニズムですね。
これまで頭に直接つける育毛剤で血管を拡張させるモノはありましたが、明らかに効果があるモノはなかったので、このミノキシジルは画期的でしたね。
ミノキシジルはこんな人に「特に」効果が見込める
ミノキシジルが血管拡張に働くってことは、「血行不良」のハゲに特に有効だと考えられます。実際に、超血行不良体質の僕はドンピシャでハマりました。僕は「血行不良のオンパレード」なカラダの持ち主でした。
なので僕に似た体質の持ち主にはミノキシジルで薄毛改善を見込める可能性は高いんじゃないかと思われます。僕の体質はざっとこんな感じです。
- 24歳ぐらいからずっと冷え性で夏はクーラーが無理。夏でも短パンでいると下半身が冷える。
- 胃腸が弱く下痢体質。緊張しやすく、汗をかきやすい。
- 呼吸が浅くセカセカしている。
- 自律神経失調気味(慣れない場所で息苦しくなったりする)
- 頭皮が硬く左右のM字から前頭部にかけて圧痛があるときがある。
- 24歳までは営業職で歩き回る、25歳以降はデスクワークで動かない。
- 母方の祖父がつるっぱげ。
- 体毛はかなり薄い、髭も薄い。
- 不規則な生活が続いていた。
- 砂糖や動物性脂質などを好きなだけ摂取していた。
ざっと挙げてみましたが、冷え性なんてのは血行が悪い典型ですね。胃腸が弱いってことは胃腸から血液が全身に運ばれませんし、呼吸も深くすることで血液がスムーズになります。頭皮が硬いのも血行が悪くなってる証拠ですね。
デスクワークは血行不良の薄毛化に拍車をかける
中でもデスクワークは危険です。
僕が薄毛を感じ始めた時期とデスクワークを始めた時期が完全にリンクしていて偶然とは思えないのです。24歳まで僕は営業職で2年ほど営業エリアを歩き回っていました。
その時は冷え性なんて感じることは一切なく、クーラーをガンガンにしていても大丈夫だったし、下痢をすることもなかったんですね。
POINTそれがデスクワークをしてから半年ぐらいで、一気に冷えを感じると同時に、下痢や抜け毛などどんどん不調を感じるようになったのです。
個人的には、このデスクワークが僕の薄毛の進行を早めた大きな原因なんじゃないかとにらんでいます。
薄毛は遺伝と不規則な生活のミックスで進行する
さらに輪をかけて、深夜2時から3時ごろまで毎晩のように夜更かしをし、睡眠時間が4~5時間程度で仕事に行っていました。極めつけはチョコレート大好きで、油モノ大好き。食べても太らぬ体質で好きなだけ食べて、髪はかなり脂ギッシュな質感でした。
あと、母方の祖父はつるっぱげです。
これだけ目を通してみても、僕が重度の結構不良に陥っていたことが分かるかと思います。そしてその体質は元々の素質と外部環境によって作られました。
元々の体質としては、緊張しやすく神経質でハゲの遺伝子を持っていること、ハゲの遺伝子を持っているとはつまり、血流が滞りやすい性格であったり体質だったのだと思っています。
そして、外部環境でそれは増幅しました。デスクワークの動かない生活。夜更かし、乱れた食生活。これは血流をどんどん悪くしていく生活でした。
この元々の体質と外部環境がミックスされて、重度の血行不良により薄毛が始まり加速していったと自己分析しています。決して、元々の体質だけが原因ではないのです。
薄毛が遺伝だけじゃないのは僕の兄貴の頭が証明している
というのも、僕の兄は高校卒業してから、ずっと現場仕事をしていまして、フサフサです。顔は似ていますが、頭は別の家族のようです。
これは明らかな外部環境の差を感じずにはいられません。
とにかく、僕は血行不良というのは髪の大敵だと考えています。僕が上に挙げたような、血行不良となるサインが多ければ多いほど、薄毛の可能性は高まるのではないかと考えています。
僕の収縮している血管が拡張して、頭の方まで血液が行き届いている感じがします。僕のような体質の方は、ミノキシジルは高い確率で良い効果をもたらしてくれるハズです。
薄毛は完全に遺伝だといって諦めるのは、非常にもったいないですよ。同じ血を引いた兄弟なのに頭の状態が全く異なることもあるので。特にデスクワークの男性は要注意ですね。
ミノキシジルが効かない人はこんな人
ミノキシジルが効かない、または効果の弱い人はこんな人だと予想します。
僕のような「血行不良のオンパレード」な体質だとミノタブはよく効くとお話しました。となると、ミノタブがあまり効かない人は、その逆の人です。
効かない人つまり、血行も良くてエネルギッシュで体毛の濃い人。こんな人はミノキシジルで血管が拡張されたとしても、すでに血行は良い状態です。血行が良いのにそれでも薄毛な方というのは、血行不良とは別のところに薄毛の原因があると考えられます。
そんな薄毛の方には、プロペシアなどのフィナステリドを有効成分とするAGA治療薬が良いかもしれません。フィナステリドは男性ホルモンが5αリラクターゼという酵素と結びついて、脱毛を引き起こすホルモンであるジヒドロテストステロンに変わるのを防ぎます。
ただ、自分のタイプや適切な治療法を知るために、まずはAGAクリニックの無料診断がいいでしょう。間違った対策をしてしまえば、時間の無駄だけでなく髪も失うことになるので。
僕も通院していた全国にクリニックのあるAGAスキンクリニックが便利です。
僕はミノキシジルが向いて、フィナステリドが向かない体質
ちなみに僕は、1ミリもフィナステリドは効きませんでした。
これまでプロペシアのジェネリックである、フィンペシア、そしてフィナロイドをそれぞれ6ヶ月以上服用しても何の効果もありませんでした。
フィンペシアを服用して何の効果もなかったときは、偽物かも?と疑いも多少ありましたが、フィナロイドを摂取しても反応なしだったので、僕はフィナステリドは効かない体質だったのでしょう。
発毛も抜け毛防止も「ミノタブ」のみで対応できてる
ちなみに僕は、ミノタブを服用して、初期脱毛⇒抜け毛なくなる⇒発毛の流れを体験しています。つまり抜け毛防止効果も発毛効果もミノタブ一つで感じています。
世間的にはミノキシジルは発毛で、フィナステリドは抜け毛防止のAGA治療薬だ!と、よく言われますが、僕自身の経験としては、フィナステリドは分かりませんが、ミノタブは、自分の体質に合致すれば、抜け毛防止と発毛の両方に働くと考えています。
もし、先天的にも後天的にも僕のような体質であるならば、ミノタブの使用がドンピシャではまって髪がガシガシ生えてくる可能性も大いに期待できると思います。
Thanks for installing the Bottom of every post plugin by Corey Salzano. Contact me if you need custom WordPress plugins or website design.
コメントを残す