プロペシアで全く効果なしで終わった僕がミノタブを使って7ヶ月経った結果・・・

記事をご覧になる前に【注意】手法が変わっています

2021年5月時点で、発毛の取り組みが少し変化しております。 2017年当初は、ミノタブ2.5mgのみで、フィナステリドを否定しておりましたが、現在はフィナステリド(フィンペシア)と併用し、髪を維持しておりますことを申し添えます。



有効成分フィナステリドを主成分とする「プロペシア」は今、ミノキシジルと並んで、国内で薄毛治療に最も有効だとされるAGA治療薬です。

というのも、厚生労働省の認可を受け、日本皮膚科学会が報告している「男性型脱毛症の診療ガイドライン2017」の中の薄毛治療の有用性について、最上級である「A」判定の「(プロペシア治療を)強く勧める」とされているからです。

しかし、それでも世の中にはプロペシアを服用しても全く効果を感じられない人がいます。僕がそうでした。フィンペシア、フィナロイドなどのプロペシアのジェネリックを半年以上服用しましたが全く効きませんでした。僕の髪には有効成分「フィナステリド」は有効に働かなかったのです。

 

そんな人は薄毛を改善するために何をすればいいのでしょうか?

そこで、プロペシアなどの有効成分「フィナステリド」が全く効かない人の、打つべき手を僕自身の経験を元にまとめてみました。

 

 

あなたのプロペシアは本当に効いていないの?~効果なしを確認する基準~

プロペシアの用法用量

まず、プロペシアが効果なしと判断するのには、一定期間正しく服用する必要があります。用法用量ですが、プロペシアの添付文書には次のように記載されています。

男性成人には、通常、フィナステリドとして0.2mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて適宜増量できるが、1日1mgを上限とする。

https://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00051088.pdf

プロペシアは1日の上限が1mgです。それを1日1回欠かさず服用することが大前提になります。

これはプロペシアのジェネリックであるフィンペシアやフィナロイドでも同じことです。プロペシアをピルカッターで割るという人もいますが、まずは正しく服用できているかを確認してください。

効果を判断する期間の目安

用法用量を守れていれば、次は効果のあるなしを判断する期間です。期間については次のように記載されています。

3か月の連続投与により効果が発現する場合もあるが、効果が確認できるまで通常6ヶ月の連続投与が必要である。

また、効果を持続させるためには継続的に服用すること。なお、増量による効果の増強は、確認されていない。

本剤を6ヶ月以上投与しても男性型脱毛症の進行遅延が見られない場合には投薬を中止すること。

https://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00051088.pdf

期間の目安は6ヶ月です。ここまで服用しても効果が確認されない場合、プロペシアは”効果なし”と初めて判断できるのです。なので、2ヶ月や3ヶ月で効果が出ないと、そこで服用を中止しないようにしてください。

その場合、出るかもしれなかった効果を逃すだけでなく、初期脱毛が起きた場合、ただ髪が抜けるだけという事態を招く必要もありますので。

途中で止めてしまうことは、その薬が効果があったのかなかったのかも分かりませんし、初期脱毛まで経験しているとしたら、発毛の準備ができてるのに止めることになるので、非常にもったいないし、何が効くのかも分からないまま時間の無駄になってしまいます。

注意!”発毛しないから効果なし”ではない

念のため記載しておくと、「産毛が生えてこないから」、「髪が増えてこないから」といって、プロペシアが効いていない訳ではありません。

POINTこのプロペシアやフィンペシア、フィナロイドなどの有効成分フィナステリドの役割は、「男性型脱毛症の進行遅延」です。つまり、ハゲゆく進行を抑えることであって、発毛させることが目的ではないのです。目的は「遅らせる」です。

なので、髪が増えないからといって、プロペシアは効果なし!と判断しないようにしましょう。

プロペシアの効果判断方法

プロペシアの服用を始める前の1日の抜け毛の量を記録しておき、6ヶ月後に抜け毛の量が最少になっていれば、プロペシアの効果があったと判断できるでしょう。

 

但しその場合季節によって抜け毛の量が異なることも頭に入れときましょう。一年で最も抜け毛が多いのは9月~11月の秋です。夏の紫外線によってダメージを受け、髪が抜けやすくなります。

もし、3月ごろからプロペシアの服用を始めて、6ヵ月後の9月に抜け毛を比較するなら、季節の抜け毛も考慮して判断してください。

6ヶ月間、プロペシアを服用しても明らかに髪が減る一方という場合は、効果がない可能性大なので、次の手に移りましょう。

僕は最初はフィンペシアで数ヶ月試して抜け毛が減らなかったので、同じフィナステリドを成分にもつフィナロイドを服用したときは、効果がないと判断するのも速かったですね。一向に抜け毛が止まる気配もなく、なんとなく抜け毛が減ったかなということすらありませんでしたね笑

悲しいかな無駄になったフィナロイド・・・

プロペシアの次の選択は塗りミノかミノタブで決まり

プロペシアが効果なしと分かれば次の一手です。次の一手に迷う必要はありません。次の一手はプロペシアと並ぶAGA治療薬「ミノキシジル」です。

プロペシアの有効成分フィナステリドと同様に、ミノキシジル(外用薬)がAGA治療に効果があることが認められてます。

フィナステリドがダメでもミノキシジルはプロペシアとはAGA治療の切り口が全く異なるため、プロペシアでは全く効果なかったという人でも、ミノキシジルなら劇的に効くという場合が普通に起こります。僕もその一人です。

ちなみにミノキシジルは効果の強いミノタブ(ミノキシジル内服薬)を勧めます。外用薬よりも圧倒的に効果で勝るからです。しかし、副作用もあるので、もし副作用が不安という人は、ロゲインやカークランドのような塗りミノでいいかと思います。

ミノキシジル外用薬(塗りミノ)よりも

ミノキシジル内服薬(ミノタブ)がお勧め!

ミノタブの副作用については【ミノタブの副作用は心配?いや、プロペシアの副作用より全然マシじゃね?】の記事をどうぞ。では、プロペシアとミノキシジルのそれぞれの髪への作用の仕方の違いをサラッとを見てみましょう。

プロペシアは脱毛ホルモンを抑制して抜け毛を防ぐ

AGA(男性型脱毛症)は次の流れで起こります。毛根の中の毛乳頭にある5αリラクターゼという酵素が男性ホルモンと結びついて抜け毛を引き起こす脱毛ホルモンに変化します。

その脱毛ホルモンが、成長期の髪を攻撃することで髪は成長することなく抜けていくようになります。

プロペシアの有効成分フィナステリドは、この脱毛ホルモンを作り出す5αリラクターゼと男性ホルモンが結びつくことを防ぎ、脱毛ホルモンを作らせません。

出典:AGAスキンクリニック(https://www.agaskin.info/chiryo/original.php

それにより、成長期の髪は攻撃されることなく成長していくのです。

これがプロペシアによるAGA治療のしくみです。

ミノキシジルは血管拡張により毛母細胞を活性化させる

ミノキシジルの働きはとてもシンプルです。ミノキシジルは血管を拡張させます。

血管が拡張させると沢山の血液が流れるようになります。その血液は頭皮までしっかりと行き届くようになり、毛根内にある毛母細胞が活性化されます。

それによって、髪がぐんぐん成長(発毛)するようになるのです。

ミノキシジルがはまったときの発毛量は正直驚くレベルですね。

僕はプロペシアは全く効果なし、だけどミノキシジルは劇的に効果があった

フィナステリドがダメでも諦めるのはまだ早い

プロペシアとミノキシジルが全く異なるアプローチをするので、片方が全く効果がなくても、もう一方が劇的に効果がある可能性があります。

僕は最初にAGAクリニックでフィナステリドとミノタブを服用して大幅に薄毛が回復しましたが、その時はどちらが効いているのか分かりませんでした。それから経済的理由により、ミノタブとフィナステリドをそれぞれ単独で使ってみたところ、ミノタブでは発毛して、フィナステリドで抜け毛は止まらずどんどん進行していきました。

つまり、僕はプロペシアのジェネリックであるフィンペシア、そしてフィナロイドは全く効果がなく、逆にミノタブは劇的に効いたのです。

ミノキシジルが効きやすい人はどんな人なのかは別記事でまとめています。

>ミノタブの発毛メカニズムがドンピシャにハマって効果が出るのはこんな人

ミノキシジルの働きは発毛だけではない(体験談)

プロペシアは抜け毛を防ぎ、ミノキシジルは発毛を促す。

これは正しい情報なのですが、じゃあプロペシアで抜け毛を防いで、ミノキシジルで発毛を起こさないと髪は増えないんじゃないかと考える人がいるみたいですが、必ずしもそうではありません。

実際に僕はミノタブの効果だけで、服用後2ヶ月後から7ヶ月後までは特に、抜け毛がほぼなくなり、髪もどんどん太く成長していきました。

これは髪のヘアサイクル自体が活性化したことで、脱毛ホルモンに打ち勝つだけのパワーを髪が持ったのだと解釈しています。

ミノタブとフィナステリドの両方使えばよいという考えもあるが

僕がここで説明したのは、プロペシアで効果がなくてもミノタブだと作用の仕方が異なるので生えるかもってことです。しかし、とにかく早く、そして確実に結果を出さなければいけないと考え、プロペシアとミノタブまたはミノキシジル外用薬の両方を同時に服用する人も少なくありません。

けれど、僕は両方を使うことは、断固として反対です。もちろんそれで効果を出している人もいますので、個人の自由なんですが。

僕が両方を同時に服用するのを反対する理由は2つあります。

  • どちらの効果が出ているのか分からない
  • 両方の使用は副作用のリスクが大きい

理由①どちらの効果が出ているのか分からない

まず、二つを同時に服用していて効果が出ていると、どちらの効果か分かりません。もしかしたらどちらも効果があるのかもしれません。そう考えると、どちらも止める訳にはいかなくなりますよね。

これからプロペシアやミノタブを使うとしている人は、まずは生やすことが先決!とどちらも併用しようと考えたりしますが、本当に大事なのは、生やした髪をいかに維持するかです。そう考えると、二つを同時に服用するというのは、後々止めたらどうなるんだろうという不安と戦い続けることになります。

理由②副作用のリスクが大きくなる

もう一つは、副作用のリスクが大きくなることです。ミノキシジルの副作用で多いのは、多毛症やむくみ、動悸など。プロペシアの副作用は性欲減退など。

どちらも軽く流せる程度の副作用でもありません。実際に僕は、ミノタブを服用している今は多毛症で腕や手の甲の毛が濃くなっています。

そしてフィナロイド服用時は性欲がかなり減退しました。これは精神的にかなり落ち込みます。男としてダメなわけなので・・・。

正直、二つの副作用が同時に起こってしまうと体の負担が大きいので、僕は絶対にどちらか一つの服用にすべきだと考えています。

僕の経験だとプロペシアよりもミノタブ【副作用比較】

個人的には、どちらか一つを選ぶなら、間違いなくミノタブを選びます。実際そうしていますが。ミノタブが効果があったという以外に、副作用で比べても僕はミノタブを選びます。

正直、性欲減退の副作用は本当に男としての自信をなくす。生きがいをなくす。これが理由です。まだミノタブの副作用の方がマシです。

ただ、プロペシアの方が効果があるって人も当然いて、性欲減退の副作用もなんのそのって人もいるようですので、基本的にはどちらも試してみるのも一つだと思います。ちなみに、ミノタブが効きやすいのは僕のような体質の人だと思います。こちらを参考にどうぞ。ミノタブの発毛メカニズムがドンピシャにハマって効果が出るのはこんな人だ!

 

プロペシア効果なしでミノタブも無理という方は

プロペシアで全く効果がなければ、次の選択はミノタブです。副作用が怖いという人は塗りミノです。

そしてミノキシジルも無理だという人は、最終手段として植毛かなと思います。実際に、僕は資金がゆとりができれば最終的には、植毛に手を出そうかと考えています。もしそうなったときのクリニックはもう決めています。
自毛植毛専門・ヨコ美クリニック

というのも、今僕はミノタブを服用していますが、ミノタブやプロペシアは飲み続けなければ効果がありません。なので止められない訳です。しかし、いずれは止めたいと考えています。その時には植毛を利用したい。

その理由として、植毛による薄毛治療は、良いAGAクリニックさえ選びさえすれば、高い確率でAGAに犯されていない頭皮環境および髪が手に入るからです。

まぁ、豊富な資金が出来てからなので、もしかすると一生それはやってこないのかもしれませんが。

ミノタブの効果に救われた僕の発毛体験談

Thanks for installing the Bottom of every post plugin by Corey Salzano. Contact me if you need custom WordPress plugins or website design.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です